ネームタグの綺麗な縫い付け方

みなさまこんにちは。アトリエスペアミントのあいとくえみです。
今回でユーザーズブログ5回目。
2回目のブログで「ピスネームの付け方」について書いてみましたが、よくよく考えてみると、「ネームタグ」を使っている方の方が、世の中多いのではないでしょうか。
私自身も、洋服や帽子を作って販売していた頃は、ネームタグ派でしたし・・・。

 

おしゃべリボンさんでは、何度も何度もピスネームを注文させて頂いておりますが、ネームタグはほぼ作って頂いた事がないような・・・と思っていたら、ありました。ありました!
私のホームページの、過去の作品で出てきました。
あるじゃぁないの~~。

 

ネームタグの綺麗な縫い付け方

でも、この作品はずいぶん前のもので、ネームタグはもう残っていないので、今回ユーザーズブログの為に新しいのを作って頂きました。(^^)
そのネームタグ(定型ネームタグ)を使って、「ネームタグの綺麗な縫い付け方」をお届けいたします。
皆様のネーム付けの参考になったら嬉しいです。

 

ネームタグの綺麗な縫い付け方

上の画像の説明をしますね。

1おしゃべリボンさんからこんな風に綺麗なネームタグが送られてきます。

2まずはハサミでお隣とキレイに切り離します。

3低~中温のアイロンを使って折り曲げます。(表から見て、ちょうどよいサイズ感で)
この時に、折り曲げた縫い代は5ミリくらいが丁度いいかなーと思います。

4ネームタグの裏側の上部と下部に、アイロン接着タイプの両面テープを貼ります。
※洗濯をしないものでしたら、工作などに使うクラフト系両面テープでもOKです。その場合は、ミシンステッチを掛ける場所にはテープが付かないようにして下さい。端より3ミリくらい内側に貼ると良いですね!

 

ネームタグの綺麗な縫い付け方

5クラフトテープ系は、剥離紙をはがして、縫い付けたい場所に貼ります。
アイロン接着タイプは、まず、ネームタグの裏側に貼った両面テープの上に、再度アイロンを当てて、両面テープを温めます。(この時、まだ剥離紙は付いたままの状態ですよ~。)それから、温かいうちに剥離紙を剥がし、縫い付けたい場所に置き、グッと押し付けます。
こうすると、ネームタグの上からアイロンを当てなくても貼り付きます。もし、冷えてしまって上手く付かない場合は、ネームタグを縫い付けたい場所に置いてから、当て布をしてからアイロンを当てます。

6ネームタグの向かって左側の縦のラインの下、〇スタートと書いてある部分から上方向へ縫い進みます。(スタート位置では返し縫いしなくてOK)

7次に角を曲がって、横の長いラインを縫います。出来ればネームタグの端っこをステッチした方がカッコいいです。
私はミシンの針の目盛りは「2」で縫います。
針がジャストな角の位置に止まれば最高なのですが、なかなかそうもいかず、角の縫い目が少し内側に入ってしまったり、、、なんて経験ないですか?
こんな時は、角に到達する直前の針目でミシン目盛りを変えて下さい。ほんのひと目盛り変えるだけで、角にジャストに到着します。
そして、また元の目盛りに戻すことをお忘れなく。

8グルリと1周縫ったら、縫い始めと3針くらい重ねて、返し縫いします。
※画像では、 赤いラインを見てください。
これで綺麗に縫い付くと思います。
必要なら、縫い終わった後に、ネームタグに当て布をして低〜中温でアイロンをかけて下さい。

 

お料理と一緒で、面倒でも「ひと手間加えるだけで、素敵に仕上がります。」
※アイロン接着両面テープは手芸店に売っています。5ミリ幅から2センチ幅くらいまであります。

 

それでは、次回の6回目のユーザーズブログでお会いしましょう。

 

ライターあいとくえみ(アトリエスペアミント主催)

福岡県出身。1男2女の母。がま口作家兼がま口講師。
福岡の海辺の自宅アトリエで、オンラインショップの運営や自宅がま口教室主宰。
2017年から、NHK文化センター、福岡県内の公共施設、教育委員会施設などでがま口講師として、がま口を作ってみたい方へ作り方を伝授している。 これまでに1000個以上のがま口を制作。
2019年3月にはオリジナルがま口のレシピと型紙のネットショップを開設。離れた場所にいる方にも可愛いがま口を作ってほしくて、レシピに力を入れている。

ブログ:https://ameblo.jp/atelier-spearmint/
オンラインショップ:http://spearmint-online.com

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