こんにちは!
アトリエシュシュのYukiです ^ ^
いよいよ新商品の「正方形タグ」が発売となりましたね。
3㎝四方のタグは、付ける作品によってはメインになってしまうほど存在感十分です!
オーダー方法は、
1.いくつかの「おまかせデザイン」から選び、文字や書体を指定する
2.自作のオリジナルデータをプリントする
の2パターンとなり、オーダーしやすくなったと思います。
「イラストと文字」の組み合わせだけでなく、「フレーム飾りと文字」という組み合わせもできるようになり、今までとは雰囲気の異なるタグを作れそうですね♪
今回は発売に至るまでのお話を少ししようと思います。
「正方形タグ」を作っていただくきっかけとなったのは、今年2月に本社を訪問した時でした。「幅の広いリボンを使って、正方形のタグを作ることはできませんか?」と社長さんに伺ったところ、すぐに検討してくださったのです。
まずはWeb担当の横山さんへ簡単なイメージ図を送り、使いたいイラストや文字を指定して、仕上がりイメージを作っていただきました。
実際のタグ制作には人の手が大きく関わるため、1件1件細かい注文を受けると、注文担当者さんの負担がかなり大きくなります。そこでいくつかのプリントスタイルから選択するようにし、細かい指定がある場合はオリジナルデータとして注文してもらった方が良いのではないかということに。確かに、文字の大きさやバランス、イラストの位置など各々が自由に設定できたとしたら、それはもうフルオーダーですよね。注文する側としても、ある程度プリントスタイルが決まっていた方が注文しやすいかもしれません。
企画書作成にあたり、注文方法についてこのように話を詰めていきました。
その後社内で検討され、できあがった試作品が届いたのが5月に入った頃。社長さんにお話ししてから3か月という早さで、念願の正方形タグを手にしたのです。
試作品には、正方形にカットされたタグもありました。これは、「せっかく正方形のタグとして販売するのだから、リボンをカットしたり端を折り曲げたりする手間を省いて、すぐ縫いつけられる形でお届けしたい」というおしゃべリボンさんの強い想いから作ってくださったものです。
早速、試作品のタグを縫いつけてみました。
【正方形にカットされたタグ】
端から2mmの所をぐるっと縫ったところ、すぐにほつれてしまいました。
別のタグで、改めて端から3㎜のところを縫うと、縫ってすぐにほつれることはありませんが、タグのフチを触るなどして刺激が加わると、少しずつほつれてきてしまいました。
【折りしろがついたタグ】
どの辺を折れば正方形になるかわからず、ものさしをあてて折る場所を決めました。
リボンなので折り目が付きにくく、少し手間がかかりますが、きれいに縫い付けられました。
折る目安となる線がプリントされていると、折りやすいのではないかと思いました。
そうして5月下旬にモニター用のタグができあがりました。初めは「折りしろと折り線がついたタグ」のみの予定でしたが、急遽別の技法を導入して「正方形にカットされたタグ」も作ってくださいました。
モニターアンケートでは、
- 予定販売価格を提示していただいた上で、どちらの形態(折りしろと折り線がついたタグか、ほつれにくいカット技法が施された正方形のタグ)がよいか選択
- 注文方法についてわかりにくかったところ
- ネームタグやピスネームのように、いくつかプリントスタイルがあったほうが注文しやすいかどうか
- 追加してほしいイラスト
などを回答しました。
こうしてアンケート結果をもとに、担当者さんたちが試行錯誤を重ね、試作を繰り返し、「正方形タグ」の発売に至ったのです。
たくさんの方のお力添えをいただき、本当にありがとうございました!
私のユーザーズブログはこれが最終回となります。
1年間お付き合いいただき、ありがとうございました ^ ^
これからも、たくさんのユーザーさんに愛されるおしゃべリボンさんでありますように!
~あとがき~
先日イベントに出展し、社長さんと奥さまにお越しいただきました ^ ^
この場をお借りして、改めてお礼申し上げます。
コロナ自粛で1年延期となりようやく開催されたイベントですので、つい制作に力が入ってしまい、展示できない作品が続出…(汗) 毎回イベント後は「疲れた!もう当分出ない!」と思うのですが、早々に出たくなり、9月に開催される『金沢ハンドメイドマルシェ』へ出展することになりました。5日(日)のみの出展ですが、お近くの方はぜひ足を運んでいただけると嬉しいです♪