まぶしすぎる太陽に夏らしさを感じる毎日。
そんな中、クーラーがきいている部屋でミシンでリバティ作品を作るのが大好きな
handmade mo*mo 真美です。
いよいよ最終回となりました。
今回はネームタグへの思い入れについてのお話です。
ずいぶん昔にさかのぼりますが・・・
長男が3歳になり、私立の幼稚園に入園しました。
当時、学年に100人近くいる大きな幼稚園でした。
毎年秋に母の会、父の会主催の大規模なバザーがあると、
入園してから知りました。
その準備は1学期からはじまり、家庭で眠っている不用品やタオルの提出の他に
「手作り品を3つ」という高いハードルが待っていました。
小5のとき手芸クラブでしたが・・・
嫁入りにミシンは買いましたが・・・
私が提出したのは、正方形のタオルに名札と紐を縫い付けたものと
ポケットティッシュのカバーでした。
これが精いっぱい。
友だちは、ヤフオクで手作り品を購入して提出すると言っていました。
1歳の長女も入園するだろうし、毎年手作り品を提出となると
少し練習をしようと思ったのが、ミシンをはじめるきっかけでした。
作り始めると、どんどん楽しくなり、
1回目の記事に書いたように、委託販売などもするようになりました。
その時に、作家名が必要になり
みなさんおしゃれな名前だなと思いましたが
なかなか思いつかず
子供たちの名前から1文字ずつとることにしました。
長男 幹(もとき)
長女 萌(もえ)
だから、mo*mo なんです。
その後、家族がもう一人増え
次男は 樹(たつき)なのですが・・・
作家名は変更なしで(笑)
時代とともに働くお母さんが増え、
幼稚園のバザーはだんだん縮小され、
手作り品の提出はなくなっていきました。
次男が年中さんのとき、
私はその幼稚園で働くようになりました。
保育士です。
そして、ハンドメイドをぱったりとやめてしまいました。
5年ほど幼稚園で働いていたのですが、
いろいろな事情により退職。
そして、ハンドメイド再開。
再開にあたり、作家名を変えようかといろいろ考えましたが
変更しないことにしました。
作品1つ1つを、わが子のように大切に作り、お客様のもとへ
という願いを込め、handmade mo*mo のままで。
5年のブランクの間に、近隣のマルシェでは知っている作家さんも少なくなりましたが、嬉しいことに私を知っているという作家さんやお客様から声をかけてもらいました。
そのきっかけが、作家名であり、作品についているネームタグなんです。
直接お会いしたことがなかった、
委託先で作品を購入したことがあるというお客様からも声をかけていただきました。
中には、大切に使ってくださってる作品の写真を送ってくれる方もいて、
ものすごくたくさん作ってきましたが、
handmade mo*moのタグが付いていて、絶対私の作品!とうれしくなります。
そして、1年間ブログのライターをさせていただくという貴重な経験もできました。
これからも使い続けていきますので、どこかで見かけたら
私の作品を持っている方に出会ったら
思い出してくださいね。
1年間ありがとうございました。