ハンドメイド品の販売の為のアドバイス

みなさまこんにちは。アトリエスペアミントのあいとくえみです。
ユーザーズブログ8回目。
今回のブログを書くに当たり、「ネームタグを作ろうかな?と思う時期(タイミング)」について考えてみました。

 

私は、昔々のその昔(30年くらい前!)に、趣味で洋服を作っていました。
技術が伴わないのに、ツーピースやジャケット、ワンピースなどを作っていたのです。
何でもそうですが、知識が増え、技術が上がると、最初に「これは時間がかかるな~。」とか、「かなりややこしくて作るのが大変だぞ~。」と分かるので、時間が無い時はパスしたり、もう少し簡単なものに変更してしまったり・・・。(私だけかな!?)
技術が無かった若い頃は、いきなりそこいくか??って事をやっていたんですね。(汗)
無謀・・・ってやつです。

 

で、販売するわけでもないのに、ショップネームを考えて、さっそくネーム屋さんに作って頂きました。
沢山の枚数ではなかったネームタグにプリントしてもらったのは、「ビスケットプリンセス」っていう、今思い出すと顔が赤くなるような可愛らしいショップネームでした。

 

私の最初のネームタグは、そんな感じで作られましたが、次にネームを作ったときは、販売商品に付ける為でした。
やっぱり販売商品には、タグは必須ですよね。
ロックミシンを買うタイミングに近いかもしれません。
「洋服を作って売るなら、ジグザグミシンはちょっとな~。」っていうあれですね。

 

ハンドメイド品の販売の為のアドバイス

↑「4代目マイロックミシン」は異邦人ならぬ衣縫人。愛用中。

 

私が最初にネット販売をはじめたのは、今から18年前。
もうすぐ20歳になる娘が2歳になった頃でした。
5歳の息子もいたので、自宅で働けたらいいな~と思い、子供服を縫ってヤフオクに出品しました。(たしか3枚ほど)
お値段が安かったこともあると思いますが、すぐに全部売れました。
それで味を占めて(笑)、こりゃいける!と、すぐにホームページを作り、サンプルをいくつか載せて、受注生産を始めました。
今の様にminneのような、たくさんの作家さんの商品を扱っているハンドメイドマーケットはありませんでしたから、ある意味大変ではありました。もうガムシャラ状態。

 

沢山の商品を作って売りましたが、やっぱりネームタグは強い味方というか、商品価値を上げてくれる感じがしましたね~。
誰が作ったか、をアピール出来るし、素人っぽさがなくなって垢抜けるような。
まだネームタグを作品に付けたことがない方は、是非、おしゃべリボンさんで少量からでも良いので作って頂いて付けてみて下さい。
商品がランクアップすること間違いなしです!!

 

前置きが長~~~くなってしまいましたが(今までのが本題ではないんか~い!!とツッコミを入れられそうですが。笑)、今回は、ハンドメイド品を売ってみたい方へのアドバイスを書いてみたいと思います。(これこれ!)
私の場合は前述の様に、子どもが小さい→外に働きに行けない→ハンドメイド大好き!→いっちょ縫って売ってみるか・・・というノリで始めて現在に至るのですが。
今はがま口作家兼がま口講師、オンラインショップ運営が主な仕事です。

 

ハンドメイド品の販売の為のアドバイス

↑こんな風に自宅アトリエでワークショップをすることもあります。

 

私と同じように、子どもが小さくて、でも外に働きに行くのは厳しい方や、ハンドメイド品がどんどん増えて手元に沢山ある方など。
理由は様々だと思いますが、作って使って楽しむハンドメイド品から、販売するハンドメイド品への一歩を踏み出そうかな~とお考えの方への参考になると嬉しいです。

 

とりあえず、売ってお金を頂けるレベルのものが作れているか?を客観視してみて、これはいける!と思われたら、GO!です。
どこにGOするのかと言いますと、ネットならハンドメイド品を主として扱っているショッピングマーケットが良いと思います。
ネットのフリマ的なものに出すと、沢山の中古品や安売り品に囲まれているので、どうしても新品のハンドメイド品が高く見えてしまいます。
ハンドメイド品は、材料費に工賃が加わってくるのである程度のお値段は欲しいですよね。
最初から安売りのたたき売り状態にはしたくはありません。
安売りのたたき売りでいいの~~☆とおっしゃる方は、止めませんが。(笑)

 

ネットで売る場合は、接客販売的なことはしなくてよいので、楽ではあるのですが、別の部分できちんとやらないといけないことがあります。
商品画像は沢山載せ、色も出来るだけ本物に近い色にします。
商品サイズや説明等は、出来るだけ細かく記載し、ちょっとでも気になる部分があれば隠さず書いた方が良いです。

 

手に取って買っていただく場合は、色、形、素材感を見て、気に入って頂いているので、よほどのことが無い限りは、返品やクレームにはならないと思いますが、ネット販売の場合は、後で色々と言われることが無いように、「モニターと実物とは色が違う場合がございますが、その点ご理解の上、お買い求め下さい。」「破損したものが届いた場合をのぞき、返品は不可です。」など、細部に渡ってしっかりと記載した方がよいですね。
いや~~怖いわ~~とは思わなくて大丈夫です。
直でもネットでも、ちゃんとお客様目線に立って、丁寧に作り、心を込めて販売すれば、きっと素敵な方のところへ届くと思います。
私はいつもそう思いながらモノづくりをしています。

 

ハンドメイド品の販売の為のアドバイス

↑現在唯一の委託販売先のカフェです。素敵な壁一面にがま口を飾って頂いています。
店長さんから、時々お客様の感想を聞かせて頂けます。
委託販売料金はかかりますが、一つ一つ写真を撮ってサイズや詳細を打ち込む必要が無いのは非常に楽です。

 

長くなりましたので今回はここまでにします。
次回、イベント出店やワークショップついてのアドバイスをお送りしたいと思います。
では、今回もお読み頂きありがとうございました。

 

ライターあいとくえみ(アトリエスペアミント主催)

福岡県出身。1男2女の母。がま口作家兼がま口講師。
福岡の海辺の自宅アトリエで、オンラインショップの運営や自宅がま口教室主宰。
2017年から、NHK文化センター、福岡県内の公共施設、教育委員会施設などでがま口講師として、がま口を作ってみたい方へ作り方を伝授している。 これまでに1000個以上のがま口を制作。
2019年3月にはオリジナルがま口のレシピと型紙のネットショップを開設。離れた場所にいる方にも可愛いがま口を作ってほしくて、レシピに力を入れている。

ブログ:https://ameblo.jp/atelier-spearmint/
オンラインショップ:http://spearmint-online.com

https://oshaberibbon.com/usersblog/wp-content/uploads/2020/03/img1-1.jpg
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