時短手芸~作業の時短法と手芸材料の収納法

みなさまこんにちは。アトリエスペアミントのあいとくえみです。
今回でユーザーズブログ7回目になりました。
いつもご覧いただきありがとうございます。

 

さて今回は、「時短手芸」について書きたいと思います。
お料理などで使う「時短」ですが、手芸にもそれを取り入れていくと、更に手芸が楽しくなると私は思っています。

 

いざ何かを作り始めたものの、何時間経っても、何日経っても出来上がらない・・・こうなってくると「楽しい」はずの手芸の時間が「ストレス」に変わってしまいます。完成に至らないままになっている、俗にいう「作りかけ」のものをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

 

私も若い頃は、1つのものを作るのに、非常に時間がかかり、途中で嫌になって作るのをやめてしまったことがありました。
今のような経験も知識も無かったというのもありますが、それに加えて準備や手順も悪かったんですね。「時短」になるように、と考える事も無く、手芸をしていました。

 

私が考える「時短」の方法。いくつかありますので、皆様にお伝えしたいと思います。

 

1つ目、作りたいものが出来たら、作り方の本やテキストがあれば一通り最後まで目を通す 途中の作業をざっとで良いので頭に入れます。
「これはどういう意味だろう。」とか、文章や画像(イラスト)では分からないところが出てくる事がありますが、よ~~く読み返す、ネットで検索して調べてみる、などして、自分が完成させる事が出来るのかを考えます。

 

2つ目、材料は何が必要かを調べてすべて揃える 見切り発車をすると、途中で大事なパーツを準備していない!あると思っていたのに~~(泣)なんて事になる場合があります。
こうなってしまうと、中断を余儀なくされます。←大ショック!

 

3つ目、型紙を準備してすべて裁断する (作るものや素材によっては地直しを済ませ、接着芯が必要な生地は貼ってから。)
一部のみ裁断してすぐに縫い始めるのは「時短」にはなりません。
裁断を全部済ませてしまいましょう。
この時、型紙に付いている『合印』の位置は、生地にきちんと印を付けておきます。
これも非常に大事です。

 

4つ目、同じ色のものは出来るだけまとめ縫いする 例えば、表地が黄色で裏地が黒色の場合。
ミシンが2台あるならば、1台には黄色いミシン糸、もう1台には黒いミシン糸を掛ければよいのですが、ミシンが1台しかない場合は、生地の色が変わる度にミシン糸も掛け替えないといけません。これも時間の無駄です。
裁断が全部終わっていると、ここでもまとめて縫う事が出来るので、「時短」になるのです。

 

5つ目、アイロンも出来るだけまとめて掛けるようにする アイロンを途中途中で掛けますが、これも出来るだけまとめて掛けるようにすると良いですね!

 

以上は作る手順での「時短」についてですが、次は、日ごろの手芸材料の収納管理についての「時短」です。
当たり前の事ですが、使うものが片付いていて、すぐに取りだして使えると楽♪ですよね!

 

時短手芸

1生地は、「大きさ」と「無地か柄物か」で分けて畳んでカゴやボックスに収納しています。
「無地か柄物か」だけで分類してしまうと、大きさがバラバラになって、収納しても見た目が悪いんです。
生地の大きさは「大・中・小」という分け方です。
「小」になると、細々しているので、たたむ事はしません。
小物を作るときは、まず、この「小」のグループのカゴを見てみます。
大き目のバッグを作るときは「大」のグループのカゴを見ます。
生地の数が少ない場合は、「無地か柄物か」で分ける必要は無いのですが、生地が多い場合は、「無地か柄物か」で分かれていると、これも目的の生地が探しやすくて良いですよ!

 

時短手芸

時短手芸

2こちらは大好きなボタンの収納です。
所謂、見える収納ですね!
たくさんあるので、色別にしています。
ボタンに限らず、おしゃべリボンさんのネームタグ、レース、チャームなど、一つにまとめていると便利なものを、見える収納→飾って可愛さを存分に見せてしまうと、使わない時もインテリア雑貨感覚で楽しめます。
ここでお知らせしたいのが、Dソーさんで購入した「一見ガラス瓶に見える」ケースです。
「アルミ蓋PET容器」というもので、蓋はアルミニウムで、本体はペットボトルなので、軽いし落としても割れない!
小さい子供さんがいらっしゃる方や、飾る棚が重いものを乗せられない場合にも大丈夫!
大きさも色々あるので、是非探してみて下さい。

 

時短手芸

時短手芸

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3次はビーズやスパンコールなどの収納です。
こちらは色別に分けています。
ここでは、注意する点が一つあります。
似ている色、形状のものは、横同士に入れない事です。
見た目は揃っている感じがして良いのですが、何かの拍子にケースが揺さぶられてしまい、横のそっくりさんに混ざってしまったら「チーーン・・・」になってしまいます。
混ざってもすぐに探せる様に、似てないものを横同士に入れておくと良いですよ!
こちらのケースは、Sリアさんで購入しましたが、重ねると、下とカチッとハマるんです。
重ねてもツルっと動かないのでビーズなどを収納するのにすごく良いです。

 

今回も参考になりましたでしょうか。
それでは、次回8回目のユーザーズブログでお会いしましょう。

 

☆YouTubeでがま口製作アドバイスを始めました。アカウントは「アトリエスペアミント」です。よろしかったらご覧ください。

 

ライターあいとくえみ(アトリエスペアミント主催)

福岡県出身。1男2女の母。がま口作家兼がま口講師。
福岡の海辺の自宅アトリエで、オンラインショップの運営や自宅がま口教室主宰。
2017年から、NHK文化センター、福岡県内の公共施設、教育委員会施設などでがま口講師として、がま口を作ってみたい方へ作り方を伝授している。 これまでに1000個以上のがま口を制作。
2019年3月にはオリジナルがま口のレシピと型紙のネットショップを開設。離れた場所にいる方にも可愛いがま口を作ってほしくて、レシピに力を入れている。

ブログ:https://ameblo.jp/atelier-spearmint/
オンラインショップ:http://spearmint-online.com

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